こんな妄想をふくらませてます。(^o^)
NEX-5はリモートレリーズが使えないようですね。リモートコマンダーというリモコンがありますが、おそらく赤外線で操作するタイプなので、カメラの前からしか反応しないと思いますし、ピント合わせも出来ないと思います。タイムラグも結構あるんじゃないかな~。ということで、液晶フードとシーソーレリーズ一体型のいつものスタイルで・・・・
アイピースとの接続は、強度的に検証する必要がありますが、レンズ先端にステップダウンリング(62mm→58mm)を何とかして取り付けて、TSN-VA3に繋ごうかなと・・・・
カテゴリー: 機材
ミラーレス一眼 高感度対決
NEX-5
今日、銀座で打ち合わせがあったので、ソニーのショールームへ寄ってみました。NEX-5がデジスコ用カメラとしてどうなのか気になってたので、広角レンズではデジスコでは使えないだろうと思い、ズームレンズキットをお借りして、短い時間でしたが、気になるところをチェックしてきました。
■ 第一印象
レンズにコンデジがくっついてるって感じで、本体はとてもコンパクトです。レンズはアルミ製でメカっぽく、本体よりはみ出してました。開発コンセプトが、レンズと液晶パネルの二つを極限まで研ぎ澄ませ、融合したものにしたい。他の要素はそぎ落とす。ということらしいですが、思ってたよりいい感じでした。結構こういうの好きだったりします。
■ 操作感
ボタン類が少ないのでちょっと戸惑いましたが、コントロールホイールで直感的に操作できるのでそんなに困りませんでした。これまでのカメラにはない、新しい操作感って感じです。
■ 液晶
92.1万ドットの3.0型ワイドで非常に見やすいです。また、液晶画面の角度を変えられるチルト可動式なので、自由なアングルで構えられそうですから使い勝手は良さそうです。
■ シャッター
フォーカルプレーンシャッターのショックがどの程度なのか気になってましたが、やはり手にシャッターショックが伝わってきます。でも、GF1より少ない感じです。
■ 連写
「速度優先連続撮影」モード時は、1コマ目の露出とピントに固定されますが、1420万画素で、7コマ/秒の高速連写ができます。シャッター押すのが楽しくなりました。でも、14~15枚目あたりから遅くなります。通常の「連続撮影」モードは2.3枚/秒です。
■ AF
スピードに関しては、結構早いです。GF1と同等か少し遅いかなって感じでした。
■ レンズ( E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)
はたしてズームでどれくらい繰り出してくるのか気になってましたが、肝心のスケール忘れました。(^_^;) ズームすると正確では有りませんがだいたい25mm~30mmぐらい繰り出します。この繰り出し量で、はたして固定クリアランスで使えるのか、実際試してみないと、ここらへんは分かりません。いずれにしても接続には一工夫する必要がありそうですね。あと、前玉非回転のインナーフォーカスですので、AFでレンズがぶつかるようなことは有りません。
■ ケラレ
TSN-VA3、28XWDAを持っていったんですが、TSN-VA3だと36mm~55mm(35mm換算 54mm~82.5mm)までがケラレ無しで使えるようです。TSN-884・774だと、合成焦点距離は756mm~1155mmですね。28XWDAは全域ケラレました。TSN-VA3を使って、飛物にはいいかもしれませんけど、通常のデジスコでは焦点距離がちょっと物足りないような気がします。TSN-VA3にこれを繋ぐと結構長くて、重くなりそうです。
■ 画質
データーを持ち帰ることが出来ませんでしたので、なんとも言えませんが、ズームレンズだったからかもしれませんが、液晶で見る限りでは、ちょっとシャープさにかけるような感じでした。NEX-5+E 18-55mm F3.5-5.6のズームレンズでデジスコした場合、果たして画質はどうなのかなっていう不安はかなり有ります。シャッターブレとアイピース(VA3)との相性の問題もありますので、そんなには期待できないでしょうが、高感度を利用した高速シャッターと高速連写で飛びもの用、それと、APS-Cサイズ(23.4×15.6mm)の撮像素子ですから、ボケ味、ダイナミックレンジを生かした、引きの絵作りにはいいかもしれません。
■ 動画
動画のことはよくわかりませんが、専用のMOVIE(動画)ボタンを押すだけで、写真を撮影中でも、撮りたいときにすぐハイビジョン動画(AVCHD、1920×1080)が撮影できます。
メーカーサイト
SONY ミラーレス一眼
2010年注目のカメラの1つといえるSONYのミラーレス一眼、
パナも、オリも、リコーも気になりますが、はたしてデジスコの本命はどのミラーレス一眼・・・
SONYのミラーレス一眼、名称は NEX7 NEX5 NEX3
■ NEX3のスペック
- 1400万画素APS-C 裏面照射型CMOSイメージセンサー
- RAWサポート
- 3インチ92万ドット液晶モニタ
- 11点AF
- ISO200-12800
- 動画は720p、Mp4 と AVCHD
- SDHC対応
- レンズ内手ブレ補正
■ NEX5のスペック
- 1400万画素 APS-C 裏面照射型CMOSイメージセンサー
- RAWサポート
- 3インチ92万ドット液晶モニタ
- 11点AF
- ISO200-12800
- 動画は1080/24p、Mp4 と AVCHD
- SDHC対応
- レンズ内手ブレ補正
■ NEX7は詳細はわかりませんが、EVF内蔵の高性能機タイプ、NEX5/3はEVF外付けのコンパクトタイプ。シャッターに関してはどんなシステムなのかとか、レンズもデジスコに使う場合どうなのかとか、いろいろ気になりますね。そして発売日も・・・
追記:今日の噂では、NEX5/3のビューファインダーはEVFでは無く、光学ビューファインダーのようですね。
新サポートパイプシステム
今日は、デジスコ倶楽部親睦会in新宿に参加してきました。普段ネット上でしかお会いできない方々ですが、話も弾み、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。写真を撮るのを忘れましたので、今日は、新しいサポートシステムのネタで更新します。これは、新しいサポートパイプシステムに変更して、GF1で撮った我が家のハナミズキの蕾です。
次は上の等倍写真です。左がサポートパイプを手で押さえた時の写真ですが、等倍で確認すると僅かなブレが発生してました。右が新サポートパイプシステムで、手を離して撮った写真。大した比較画像ではないですが、いくらか改善されてるのが分かると思います。以前はこんな感じのサポートパイプでした。
新しいシステムは、パイプを手ではなく、手芸用品のコードストッパーを利用したシステムに変更して、シャッター押すときは三脚から手を離して撮るという方法に変更しました。材料は東急ハンズで買ってきたコードストッパー(ニフコ製のコードストッパー)に穴を開け、回転するように加工して、ジンバル雲台にタップを切って3mmのネジで止めてあります。そのコードストッパーにアルミのパイプを差し込んだものです。結果は適当なテンションがかかり、手を離してもシャッターブレを抑えることが出来るようになりました。コードストッパーはいろんなものがありますので、更にいいのがあれば試してみたいと思います。
NP_Thumbnail: 20100417-IMG_6945.jpgはサムネイルを作成できないファイルです
回転するところにはステンレスの平ワッシャーをコードストッパー側とジンバル雲台側に接着してありますが、後日テフロンワッシャーに変更する予定です。
S90フォーカステスト
暮れから正月にかけて色んな用事があり、忙しい日々を過ごしていました。まだ鳥撮り出来ていません。先日少し時間があったので、S90でフォーカステストをやってました。これが今年の初デジスコです。(笑)
フォーカステストとは、巷でS90のオートフォーカスの精度に不満をいだいてらっしゃる方が多いようですので、S90のマニュアルフォーカスとオートフォーカスで歩留まりの検証を行ってみました。あにょは基本的にはマニュアルフォーカスで中央部分を拡大表示にしてピント合わせを行っていますが、そんなに歩留まりが悪いと感じたことはありません。
方法は2箇所のポイントを決め、導入、ピント合わせ、4枚連写、これをワンセットにして交互に数回繰り返すというやり方です。時間にして2分間ずつ撮影しました。
■カメラ設定
AFフレーム 「中央」
AFフレームサイズ 「小」
ピント位置拡大 「切」
MF拡大表示 「入」
セーフティMF 「切」
■スピード
結果はオートフォーカスだと48枚、マニュアルフォーカスだと56枚撮影出来ました。連写速度は変わりませんので、導入、ピント合わせまでの時間の差が枚数の違いに現れてきます。マニュアルフォーカスとオートフォーカスでは、導入、ピント合わせに1.25秒の差が有り、マニュアルフォーカスの方が圧倒的に有利だということが分かります。
■精度
導入、ピント合わせが早くてもピント精度が悪くてはどうしようもありませんので、ピント精度についても検証してみました。4枚連写の中から一番いい物を選び、ピントが合格点に達しているかどうかで判断しました。オートフォーカスだと12枚中、合格点に達しているものは6枚、50%の確立でした。マニュアルフォーカスだと14枚中、合格点に達しているものは10枚、71%の確率でした。これはあくまでも固定物をターゲットにしていますし、枝被りなんてのもありませんので、21%の開きですみましたが、自然の野鳥相手ではもっと差が出ると思います。もちろん時間をかけてじっくりピント合わせをやれば、確率はもっと上がりますが、今回はいかに早くピント合わせをおこない歩留まりはどうかということで検証してみました。
■総評
マニュアルフォーカスの方がスピードに関しても精度に関しても良い結果が出ています。これは中央部分が拡大されるのでピントが合わせやすくなってることによるメリットだと思います。
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
昨日、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8のレンズ性能テストデータが公開になりました。一眼レフのレンズの性能テストデータを見ることなんて殆ど無いので、このデータの数値がどんなものなのか良くわかってません。でも、開放で1以下の数値というのは、色んなレンズのデータを見る限りでは、結構切れ味の良いレンズなんだなぁということが分かります。中央だけでなく周辺もシャープなので、今までS90をずーっと使ってきましたが、今日は改めてLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8+GF1でデジスコしてきました。
まずは性能テストデータ
今まではホバ・トビモノ用で使ってましたが、改めて止まり物でじっくり撮ってみました。S90も良いですが、この、LEICAのマクロレンズも結構シャープで良いですね。
TSN-884+VA3+MACRO-ELMARIT 45mm+GF1 1/250s F2.8 ISO100 -0.66ev 1260mm 絞り優先 WBオート
帰り際、単体で撮ったものです。一応右側にサギが飛んでます。(^_^;)
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8+GF1 1/640s F4.0 ISO100 -0.66ev 45mm(90mm) 絞り優先 WBオート
S90+VCA-1
S90+究具04バリアブルカプラーVCA-1でテレ端を使う時、一つ大事なことがあります。VCA-1は0.7mm×25mm程度のスリットを入れた側面固定方法を採用していますが、テレ端の時のクリアランスをVCA-1を最も伸ばした状態にすると、そのスリットから光が中に入り込んでしまいます。画質に何らかの影響が出ると思いますので、あにょは、このスリット部分を黒いバスコークで塞ぎました。弾力があるので寸法固定のためのネジを廻してもまったく問題ありません。
S90のRAWから学ぶ
RAWで撮ってDPPで現像すると、S90がどんな処理をしてJPEG変換してるのかがわかります。そこにはノイズとシャープネスとの関係が見えてきます。
DPPの初期値で現像するとISO感度別にシャープネスとノイズリダクションの数値は変わります。JPEGで撮影した場合は、カメラ内部で同じようなことが行われ、JPEGで保存されます。
TSN-884+28XWDA+S90 1/200s F2.5 ISO100 -1.0ev 7.5mm(1155mm) 絞り優先 WBオート
■DPPの初期値で現像した場合、ISO感度別にシャープネスとノイズリダクションは下記のように変わります。
ISO感度 (80~3200) |
シャープネス (0~10) |
ノイズリダクション | |
---|---|---|---|
輝度ノイズ緩和レベル (0~20) |
色ノイズ緩和レベル (0~20) |
||
80 | 9 | 0 | 4 |
100 | 9 | 0 | 4 |
200 | 7 | 1 | 4 |
400 | 5 | 3 | 6 |
800 | 3 | 5 | 11 |
1600 | 2 | 6 | 15 |
3200 | 1 | 16 | 16 |
これを見て皆さんどう思われますか?
ISO80とかISO100は特にそうですが、直射日光が当たるようなハイコントラストの状況で撮影された画像がいまいちなのは、コントラストが高く、尚且つシャープネスを10段階の9まで掛けてるところにあるのではと思います。あにょがi-コントラストを切ったり、シャープネスをマイナス2にして撮ってるのもここら辺にあります。
S90の画像がシャープだと言われるゆえんはシャープネス9にあるんでしょうね。もう少しシャープネスを落して撮影して、後で必要に応じてシャープネスを掛けるほうがいいような気がします。おそらくS90は全てをオートで撮るという事を前提で作られたカメラなんでしょうね。オート以外で撮るとなると逆に難しいカメラになってるように思います。
S90ヒストグラム表示、必須
S90は露出補正しても液晶モニターは3秒から4秒ぐらいしかその露出補正は保持されません。たとえば露出補正を-2/3にしてたとしても、3~4秒したら液晶画面は±0の状態に戻ってしまいます。撮影前に露出補正を確認するにはシャッター半押しで確認するしかありません。デジスコの場合ほとんどが-1/3~-1.0に露出補正してると思いますので、いちいちシャッター半押しで確認しなければならないなんて非常に面倒です。
でも、撮影に多少邪魔になるかもしれませんが、ヒストグラムを表示させておけば、露出補正が常に液晶画面で確認できますので、いちいちシャッター半押ししなくてもすみます。
TSN-884+28XWDA+S90 1/200s F2.5 ISO100 -1.0ev 7.5mm(1155mm) 絞り優先 WBオート
それから、以前、S90の初期設定をアップしましたが、下記の設定については変更しました。
マイカラー 「カスタム」 シャープネス-2 ← シャープネスはPhotoshopで対応
i-コントラスト 「切」 ← 白トビ、黒つぶれを自動補正してくれる機能だがこちらもPhotoshopで対応
撮影の確認 「切」 ← 撮影直後に画像が表示されてると、すぐに次の撮影に移れない為
節電 オートパワー 「切」 ← 予備電池2個(計3個)で対応
この設定はあくまでもあにょの設定であって、PCでの補正が面倒な人とか苦手な人は、マイカラー「切」、i-コントラスト「自動」、セーフティーシフト「入」のほうがいいかもしれません。